医療業界のIT化は着実に進んでおり、その一つがオンライン診療でしょう。自宅にいながらビデオ通話を通して、診療や処方せんの受け取り、次回予約ができます。医療のIT化によって地域医療格差が解消され、通院が困難な人にとっても救世主になっているのです。また、支払いのオンライン化、安否確認のサポートといったさまざまなオプションも用意されています。カルテに関しても紙から電子に移行しつつあり、便利になる一方で看護師には新たなスキルが求められているのが現状です。
昔であればPCのキーボードを打てるだけで、すごい人と認識される時代がありました。しかし、現在はPC操作はできて当たり前という風潮が強まっており、これは医療業界においても例外ではありません。専門的なPCスキルを要求する職場は少ないですが、ワードやエクセルなどの基本ツールが使えることを必須とする職場は多いです。そのため、転職する際はPCスキルをアピールすれば、優先的に採用してもらえるケースがあります。
PCスキルが向上すれば、資料作成能力も高まるでしょう。それは業務の効率化につながり、例えばシフト作成にも貢献できます。PC操作上達のためにぜひ覚えておきたいスキルとしては、タッチタイピングがその一つです。キーボードを見ずにタイピングができるようになると、作業効率が大幅にアップします。モニターとキーボードを交互に見る必要がなくなるので、眼精疲労を予防するうえでも好都合です。